2019.08.28
浜松市・豊橋市で「脊柱管狭窄症の手術」をお考えの方へ~手術を防ぐハイテク整体治療~
脊柱管狭窄症はなぜ病院で改善しないのか?
脊柱管狭窄症がなぜ病院で改善しにくいのか?
治療業界の中でも様々な言い方をする先生がいます。それぞれが「理由はここ」だと主張しているのを読むと、
原因が腰ではない。
原因が圧迫部位だけではない。
原因が筋肉の緊張(硬化)にある。
原因が関節にずれにある
言い方がたくさん出来てしまうのですが、これらの言葉はすべて間違えではありません。
これが脊柱管狭窄症を複雑にしてゆくものだと思います。
言い方がたくさん出来て複雑になるとはどいうこと?
この画像は脊柱管狭窄症の患者様を治療しているとき少しの施術のミスで偶然取れたものですが、
黄色の丸の部分は悪い個所とお考え下さい。
腰部の脊柱管狭窄症の圧迫部位は当然、腰になります。
(施術前)・・・最初に背骨のズレた部分が3か所(腰、背中、首)あるとします。(仮定)
(施術後1)・・腰、胸の矯正をして首の矯正が失敗。腰の痛み、シビレは解消していませんでした。
(施術後2)・・・腰、胸、首の矯正をやり直して痛みが解消
脊柱管狭窄症は全身病で、腰のみの圧迫を取れば症状が改善することはほとんどありません
脊柱管狭窄症は全身病
写真を見るとイメージ出来ると思いますが、
関節のズレは圧迫部位だけでなく骨格全体のアライメント(並び)から来るもので、脊柱だけで25個の骨があり周辺の関節まで含めると、たくさんの関節が少しずつズレて全体として大きな姿勢の悪さになっています。
関節はズレると周辺の筋肉を緊張を誘発して、更に遠くの関節をずらして筋肉の緊張を広げてしまい遠くの関節をずらします。
このような連鎖状態になると腰の圧迫でも首や股関節の方のズレを一緒に取らなければ腰の部分の圧迫も取れません。
写真の患者様のように、腰だけ矯正しても痛みが取れなくて首から脚の方まで全体の骨格が揃わないと痛みや諸症状は取れない状態になります
その結果として、いろいろな先生方が言うように
原因が腰ではない。
原因が圧迫部位だけではない。
原因が筋肉の緊張(硬化)にある。
原因が関節にずれにある
脊柱管狭窄症が複雑でいろいろな言い方が出来てしまうということになります。
手術が上手くいかないのは全体を診ないから
脊柱管狭窄症の手術をするという場合には、施術前の状態で手術をすることになります.(圧迫部位の腰の椎間板やじん帯や骨の接触部分を削ったり固定したりする)
圧迫している腰の部分のズレを補修(手術、矯正)してもズレの部分の圧力はあまり変化しません。また圧迫部分が少しずれるくらいで再発する可能性が大きいです
問題は全身に渡るものなのです。
また、治療技術があまりない治療院にかかると施術後1のように矯正しきれない部分があると効果がありませんので
治らないと諦めてしまうこともありますので、他の治療を受けて効果がなかったという患者様もお試しください。
このように見ると手術で部分のみの圧迫をとることがいかに虚しいか。
改善率が2割以下と言われる脊柱管狭窄症の手術ですが、それは「木を見て森を見ず」・・全体を診ないからなのです。
手術をしてしまう前に
手術して後悔している患者様を目にして思うことは、脊柱管狭窄症(症状である座骨神経痛)の手術は防ぐことが可能で一般的に手術と判断されるレベル でも改善できることはありますので、手術をしてしまう前に当院の治療を受けてください
最近の除圧術くらいの手術なら手軽に出来るようになり体の負担も少なくなったとはいいますが、当院の施術の方が体の負担は軽く、経済的負担も軽くなる例の方が多いです。
何より副作用がなく、医療ミスもない安全な方法として選択肢の一つとして取りえれても損はないと思います。
「前かがみ姿勢」は神経圧迫を防ぐ
実際、脊柱管狭窄症の患者様の姿勢とは猫背のように前かがみタイプが多いですが、これは狭くなった椎間孔という神経の通路を広げて神経の圧迫を防いでいる反応と言われています。
下の挿し絵を見て想像して頂きたいのですが、脊柱管狭窄症になると骨と骨の間が狭くなり神経を圧迫しやすい状態になりますが、これは神経の圧迫を防ぐために「前かがみ姿勢」になることで背骨の間隔を広げ痛みを緩和する姿勢に無意識になってゆきます。
前かがみ姿勢は神経圧迫を防ぐための防御反応の姿勢なのです。
腰、首(患部)が狭くなる(狭窄)だけの問題でなくなる
脊柱管狭窄症は、「姿勢性の全身病」「前かがみ姿勢」というのが基礎にあり、程度問題の差が大きいのが脊柱管狭窄症でありますが、程度問題の要因が「関節機能がどのくらい残っているか」ということにかかっています。
下の写真は脊柱管狭窄症、ヘルニアを患う患者様、「前かがみ姿勢」をとっていますが痛みを軽減する防御反応であります。
この悪い姿勢が継続して関節に過度な負担が持続していると加齢と外傷(ヘルニア、ぎっくり腰・ムチウチ)を伴い形を変えていきます(変形性疾患)ので、出来るだけ早い段階で治療をすると同時に姿勢を改善する予防の習慣を入れなければ関節機能が加齢とともに消失してしまいます。
姿勢の悪さが継続することで背骨の退行性変化(摩耗、変形)する
姿勢の傾きが原因なので腰、股関節、膝関節は同時に解決する
特に女性の年配者に変形性股関節症で通院していて、坐骨神経痛がひどくなり検査で脊柱管狭窄症の診断を受けることがありました。あるいは最初は坐骨神経痛(おそらく脊柱管狭窄症)で通院していて、画像検査で変形性股関節症の診断を受けて手術をしたという患者様もいましたが、変形性股関節も脊柱管狭窄症も傾いている状態を改善しなければ改善するものではありません。
傾きを改善すれば同時に改善してしまうものなのです
共通しているのは長期的な疾患で一部だけの問題ではなくなり、姿勢の悪さ、傾きからくる、全身の悪さという傾向が強いのが脊柱管狭窄症であります。
ここに加齢現象を加わると「関節機能がどのくらい残っているか」という程度問題の差が大きくなり、関節機能が徐々に消失して、後術する「重症もここまでくれば治療では改善は困難に?」にも書いてありますが、姿勢が変化して骨の変形が大きく進んでしまうと治療して自然に改善を図ろうとすることは不可能になります。
病院で脊柱管狭窄症を改善しようとするときに背骨の狭くなっている部分だけがズレて神経圧迫を起こしているのではなく周辺の関節・・特に股関節、仙腸関節(骨盤)から姿勢性の問題で首の骨(頸椎)のズレまで加わった姿勢全体の問題であることが上げられますので症状が重い患者様ほど全身を矯正しなければ改善しないのが脊柱管狭窄症というものです。
重症でも諦めないでください
下の図は脊柱管狭窄症の症状を段階的に表した図でありますが、脊柱管狭窄症は程度問題の差が大きく重症度が高いと改善は困難で治療という手段では手に負えない事もありますが、当院の治療は比較的重たい症状にも対応出来ますの参考にして下さい。
普通の治療で改善する脊柱管狭窄症というのは②までを指していることが
多いのではないかと思いますが当院の治療方法なら③までの段階なら改善の可能性があります。
③の段階になると、膀胱障害、胃腸障害、筋肉の萎縮による運動量の低下などで寝たきりの原因になることがあり早めの手術を勧められることがあります。
体形もこれだけ変化します
詳しくはこちらに
浜松市・豊橋市で「脊柱管狭窄症の手術をお考えの方へ重症でも改善する」~手術を防ぐハイテク整体治療~
重症もここまでくれば治療では改善は困難に?
脊柱管狭窄症は程度問題の差が大きく改善できることもあれば改善出来ない事もあります。これは改善は困難になってくると思われる例を紹介します。
「左右ゆがみ」と「前後ゆがみ」
下の姿勢画像に「左右ゆがみ」と「前後ゆがみ」とありますが、骨はその時々の圧力で形を変えていってしまうものです悪い姿勢を長年放置していると骨が変形をして大きな変形は元に戻すことはできません。
そのような変形とは基本的に日常の姿勢や生活習慣から作られるものですが、ヘルニア、ぎっくり腰、ムチウチなどの一過性の外傷、ケガなどで筋骨格系が大きく動くときに発生して長年の放置で発達してしまうと「体のゆがみ」の改善は困難になっていきますので早めに治療で元に戻すこと勧めています。
脊柱管狭窄症とは腰痛疾患の成れの果てと言われており、この「左右のゆがみ」を抱えた状態で脊柱管狭窄症になりますと神経障害の度合いは大きいことがあり歩行が困難になったり、排せつ障害、胃腸障害の原因になりえます。
この患者様は重度の脊柱管狭窄症、左変形性股関節症。頚椎症と身体中に疾患を抱えていますが、
ここに「左右のゆがみ」が加わり変形すると重症度が高い疾患になりやすいと言えます。
この患者様20代に変形性脊椎症の診断を受けているので、40年前に「体のゆがみ」が始まり「完治」はない変形性疾患になっています。
「体のゆがみ」というのは基本的には日常生活の積み重ねの中で悪化していくものですが、一過性に進んでしまうことがありこの時に治療で元の位置もどしておくと後の後遺症が少ないと言えます。
特に「左右のゆがみ」が一過性で発生しやすい原因が背骨の大きな損傷があるので椎間板ヘルニアなどはきっかけになりやすいと言えますので「椎間板ヘルニア」の症状ページも参考にして下さい。
皆さんの周りの年配者でも「前後のゆがみ」があっても元気な年配者は多いと思いますが、「左右のゆがみ」が大きくて元気な方は少ないのではないかと思います
脊柱管狭窄症という背骨の間が狭くなり「左右のゆがみ」が加わると背骨の変形というのは、
かなり重度なものとなり神経障害、血流障害で坐骨神経痛や機能障害は重い症状になりがちです。
特に「左右ゆがみ」は早い段階で改善しないと変形の原型になりやすく、
軽度の脊柱管狭窄症の内に改善しておいた方がいい現象であります。
「前かがみ姿勢」から「後ろに反った姿勢」へ・・末期症状
治療では改善は出来ないという脊柱管狭窄症とは、下の写真の患者様のように「後ろに反った姿勢」をしている方ですが、この患者様も数年前までは「前かがみ姿勢」をしていていましたが、その後、「後ろに反った姿勢」の方が楽になり足の痛み(坐骨神経痛)が取れなくなりました。
前かがみ姿勢は神経圧迫を防ぐための防御反応の姿勢だと言いましたが、ここからさらに加齢、変形が進行して神経圧迫を起こすと、今度は「後ろに反った姿勢」の方が神経圧迫を防げて楽になります。
正しい姿勢が出来ない
この患者さまの場合、「数年前まで前かがみの方が楽だった」が「段々、後ろに体を反る方が楽になった」という事です。
つまり最初は前かがみの姿勢だったのが、段々後ろに反った姿勢に変化してきたというわけですが、
そもそも「前かがみ姿勢」になったのが、背骨の間の関節機能がなくなったことが原因ですので、「前かがみ姿勢」でも神経圧迫を起こすようになったことで「後ろに反った姿勢」に変わり、それでも痛みが出てきたということは背骨の間の関節機能はほとんど残されていない状態です。
実際、姿勢分析するとき「姿勢を正すように」と、お願いしても正しい姿勢を取ることが出来ません。写真のように周りの物を支えにしなければ姿勢を保つことが出来ない状態になります。
誤解がないように
ここだけの話だと「後ろに反った姿勢」が良くないと間違えを起こす方がいるかと思いますので、補足をすると、「姿勢が変化してきた」というのがポイントだと言えます。
ただ「後ろに反った姿勢」という表現をすると、体質や疾患の種類により大した状態でもないのに「後ろに反った姿勢」になることはよくあることで、それが治らないと思わないでいただきたいために書いておきます。
急性のヘルニア系、すべり症を含んだ脊柱管狭窄症などの疾患を持つ患者様などは、「後ろに反った姿勢」になることはよくあることですので、そこを思い違いしないようにして下さい。
(写真の画像は患者様の改善を保証するものではありません)
あくまでも「前かがみ姿勢」を経験して「後ろに反った姿勢」に変化したという流れを経ているという事がポイントで、反対も少数ながらあるもので「後ろに反った姿勢」から「前かがみ姿勢」という変化も将来的に円背、亀背というような姿勢の基礎になることがあり年配になった時に、元気でいられるか、疾患で痛み、機能障害に苦しむか?
前述した「左右のゆがみ」と兼ね合いを入れると、健康寿命が大きく分かれるところであります。
浜松市、豊橋市、湖西市で脊柱管狭窄症でお悩みの方はときわバランス整体院へ