2021.11.08
ヘルニア・ぎっくり腰の改善について1
筋肉・関節の状態がポイント
ぎっくり腰・ヘルニアなどの急性的な痛みに襲われたときに、多くの方は自然に治そうと考えることが多いと思います。
ヘルニア・ぎっくり腰というのは、椎間板・靭帯・腱などの関節を取り巻く組織が、
柔軟性があるか?ないか?というところがポイントになります。
例えば、
下記の写真の方は、一回の治療で完治した例でありますが、
転倒して一週間くらいで治療を施してしまえば周辺組織が硬くなっていないので改善のスピードが速いです。
治療に回数と期間がかかる場合とは、椎間板・靭帯・腱などの関節を取り巻く組織が硬くなっている場合であり
例えば、下記の患者様は15年前からヘルニアの診断を受けて、突然に痛みが出てきたという場合、
関節や筋肉が随分硬くなっている状態で、ヘルニア・ぎっくり腰を起こすと損傷部位の痛み、組織の崩壊の程度問題も高くて
直ぐに改善するものではないと写真で分かると思います。
関節と筋肉の状態は時間と関係する?
出来るだけ早い段階で治療をしてしまった方がいいというのは、
関節は時間共に劣化していくもので、ぎっくり腰を起こしても➀の早い段階で治療すれば改善が早く、
放置して時間が経てば変形して硬くなれば改善に時間が掛かります。
最初の患者様は➀の段階で治療したので改善が早く、後の患者様は④⑤の段階で治療をしたので改善に時間が掛かっています。