良い姿勢とは、関節に最も負担のかからない位置にあり、筋肉の負担もない状態です。

上記は、ニュートラルポジションという完璧な姿勢の目安となる点線を表しています。

横軸は背骨・骨盤の中心を通過しています。縦軸は、耳・肩・大転子・膝（前方）・くるぶし前を通過しています。

このポジションから大きくずれていると関節に負担が掛かり、筋肉が硬くなりやすい部分です。

ポジションという完璧な姿勢

しかし、完璧な位置に骨格を維持することは困難で多くの方は関節はズレて筋肉がどこか強ばり痛みの原因があることがほとんどだと言えます。

姿勢は崩れる原因は、日常生活の身体の使い方、姿勢、仕事、スポーツ、など身体を動かすすべての習慣に姿勢が崩れる原因があります。

また女性・高齢者の場合、筋力が低下して骨格支える能力が不足して姿勢が崩れることもあります。

これらすべてを「体の歪み」という言い方で表します。

「体の歪み」の多くは姿勢習慣そのもので、一定の段階を超えると自力の改善が不可能になります。

多くの方々の痛みを改善してきて感じることは、痛みの中で整形外科的な疾患に関しては、ほとんどが姿勢の悪さが基盤になります。

上記の写真の患者様は、ヘルニア・脊柱管狭窄症を患う患者様は骨盤の傾き・背骨の捻じれを改善していますが、元々の悪さというのは少しの骨盤の傾きが原因で日常生活の身体の動きの蓄積で関節が壊れたのが椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・変形性膝関節症・変形性股関節症という整形外科の疾患になります。

背骨の周辺には自律神経があり生理機能をコントロールしていますので、頭痛・肩こり・吐き気・自律神経失調症といった原因がわからない不調などは姿勢の悪さが原因という可能性があります。

　姿勢の良し悪しを見極めることが困難な場合も多く、よく壁に背中とかかとを付けて腰に握りこぶしひとつ入るといい姿勢という目安がありますが、本当に飽くまで目安に過ぎず、表面上の姿勢はいいのに体が悪い人は多いです。

　多少の猫背なども背骨の柔軟性のある方なら少し伸ばせばすぐ解消するものです。

例えば、写真の患者様のように微妙な骨盤の傾き・背骨の捻じれなど肉眼で見ても判別できない事が多く姿勢画像の検査でもわずかなズレで観測できるくらいです。

理想の姿勢が取れない理由はたくさんありますが、治療で戻せることもあり戻せない事もます。

状態次第では自力で改善出来ない場合も多く、簡単なストレッチで改善してしまう事もあります。

当院がお勧めする方法は姿勢習慣そのものを根底から変えてしまうインソール治療であります。

上記の写真のように、足病医学による診断基準から、骨盤・背骨の縦軸・横軸のポジションがそろう位置まで骨格を突き上げる圧力をつけて姿勢を正す方法です。

治療で改善した良い姿勢を保ち維持させるにはとても合理的な方法です。

湖西市周辺（浜松・豊橋）で、脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・変形性膝関節症・変形性股関節症・自律神経失調症・頭痛などの慢性痛にお悩みならときわバランス治療院へ。

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